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静間 俊行*; 遠藤 駿典; 木村 敦; Massarczyk, R.*; Schwengner, R.*; Beyer, R.*; Hensel, T.*; Hoffmann, H.*; Junghans, A.*; Rmer, K.*; et al.
Physical Review C, 106(4), p.044326_1 - 044326_11, 2022/10
被引用回数:1 パーセンタイル:0.02(Physics, Nuclear)ドレスデン・ヘルムホルツセンター(HZDR)の制動放射光施設(ELBE)において、最大運動エネルギー10.5MeV制動放射線を用いて、Pbの電気双極子及び四重極強度分布を核共鳴蛍光法で調べた。その結果、3.6から8.4MeVのエネルギーで136個の共鳴準位を同定した。これらの励起状態のスピンは、入射線に対して90と127の散乱角度で観測された線の角度分布比から推測されたものである。この実験結果をもとに、自己無撞着エネルギー密度汎関数(EDF)を用いた準粒子・フォノン模型(QPM)による予測との比較により、E1遷移確率について議論した。
吉田 勝; 大道 英樹; 片貝 良一*
European Polymer Journal, 28(9), p.1141 - 1145, 1992/00
被引用回数:26 パーセンタイル:72.91(Polymer Science)放射線重合により合成したアクリロイル-L-プロリンメチルエステルポリマー[poly(A-ProOMe)]は、溶媒への溶解状態から析出状態に変る「低温臨界溶液温度(LCST)」を14C付近にもつことをDSCの測定結果から見出した。このポリマーの分子量(Mw)、慣性自乗半径(S/2)、粒子サイズの変化を温度を関数として、静的・動的レーザ光散乱挙動から調べた結果、LCSTをはさんで10Cと20CでのMwは各々1.2710と56.110であり、S/2は40.5nm及び20.1nmであった。また、粒度分布の結果から、LCST以上になるとポリマーが凝集し、小球体を形成することを見出した。
江草 茂則
Journal of Colloid and Interface Science, 86(1), p.135 - 143, 1982/00
被引用回数:9 パーセンタイル:39.93(Chemistry, Physical)ストップド・フロー法によってコロイド粒子の粒子径を簡単かつ迅速に測定することを試みた。その結果、コロイド粒子が急速凝集する動力学的挙動からそのコロイド中の全粒子数を求めたのち、コロイド中の固形分の量をその粒子数で割ることにより粒子のサイズを見積ることができた。この計算に必要なデータはすべて、急速凝集と光散乱に関する理論から得ることができた。この方法の有効性は、粒子径が既知の単分散ポリスチレンラテックス(粒子径:0.054~0.765m)を用いて確認することができた。さらに、この方法を単分散でないコロイド粒子径に適用した場合には、重量平均粒子径に近い平均粒子径が得られることが経験的にわかった。
幕内 恵三
接着, 17(3), p.121 - 125, 1981/00
水性塗料などに使用されているエマルションの粒径測定法として、電子顕微鏡写真法、石ケン滴定法、光散乱法および液体クロマトグラフ法をとりあげ、最近の動向を解説した。特に、今後普及が予想されたPhoton Correlation Spectroscopyと液体クロマトグラフ法については、その応用例などを紹介した。
孫 昊旻; 町田 真一*; 広瀬 意育*; 柴本 泰照; 岡垣 百合亜; 与能本 泰介
no journal, ,
プールスクラビングによるエアロゾル除去効率において支配的とされているガス注入領域に着目し、常温常圧の水-空気条件に対する上向きガス注入体系において、0.3m水位一定のプールスクラビング実験を実施した結果について報告する。
静間 俊行*; 羽島 良一*; 小泉 光生; 瀬谷 道夫
no journal, ,
テロを未然に防ぐための核物質の非破壊検知技術の開発は、核セキュリティ分野における重要な課題となっており、重遮蔽中のウランやプルトニウムなどを非破壊で精度良く分析する方法として、レーザーコンプトン線(LCS線)による核共鳴蛍光散乱を用いた測定法を提案している。原子核は核種毎に固有のエネルギーを持つため、核共鳴蛍光散乱を核種の同定に用いることが可能である。この分析法で使用するMeVエネルギー領域の線は高い透過力を持つため、本手法は、貨物専用コンテナなど重遮蔽に隠蔽された核物質の非破壊分析として適用できる。これまで、LCS線による非破壊分析の研究開発として、大強度LCS線の発生試験、核共鳴蛍光線の測定法の確立やモンテカルロシミュレーションコードのベンチマークテストを行ってきた。本講演では、これまでの研究開発の成果および今後の計画について報告する。なお、本研究は「核セキュリティ強化等推進事業費補助金」事業の一部として実施した。
静間 俊行*; 遠藤 駿典; 木村 敦; Schwengner, R.*; Beyer, R.*; Hensel, T.*; Hoffmann, H.*; Junghans, A.*; Romer, T.*; Turkat, S.*; et al.
no journal, ,
ドレスデン・ヘルムホルツセンター(HZDR)の制動放射光施設において、Pb-204の核共鳴蛍光散乱実験を 行った。99.9%濃縮のPb-204ターゲットに最大エネルギー10.5MeVの制動放射光を照射し、ターゲットから放出される共鳴散乱ガンマ線を複数角度に設置されたゲルマニウム検出機で測定した。その結果、励起エネルギー3.6から8.3MeV領域において140の共鳴準位を観測し、ガンマ線ピーク強度から積分散乱断面積を求めた。また散乱ガンマ線の角度強度比から遷移の多重度を決定した。